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CSR検定対策~生物多様性の損失編~

CSR検定
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    こんにちは。

    今回は生物多様性の損失編ということで、企業の活動が生物に与えている影響についてまとめました。

    まず、生物多様性とは、環境省のホームページによると、

    生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。

    http://www.biodic.go.jp/biodiversity/about/about.html

    このように述べられております。

    また、1992年に採択された生物多様性条約によりますと、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。

    生態系の多様性とは、森林,草原,川などの様々な自然環境のこと

    種の多様性とは、動物や植物,菌類も含め、様々な種類の生きもののこと

    遺伝子の多様性とは、同じ人間でも個性があるように、同一の種において形や模様,生態など遺伝子による様々な違いを意味します。

    また、生物多様性条約では、生物多様性の保全だけでなく、「持続可能な利用」を明記していることも特徴のです。

    しかしながら、現状では、環境破壊などの企業の活動により、生物多様性が失われつつあります。

    企業による環境破壊がどうしても生物多様性の損失原因の大きな要因となりますので、CSR活動の一環として対策をしなければなりません。

    それでは、生物多様性の損失原因と、CSRとして、どのような対策が必要かまとめました。

    生物多様性の損失原因として、

    生息地の破壊、乱獲、気候変動被害、化学物質による汚染、外来種の導入などがありますが、どれもみな人間活動が原因となっております。

    すなわち、土地を開拓するために森林を伐採したり、毛皮や象牙などを手に入れるために生物を殺傷したり、CO2の大量排出による地球環境の変化などにより、様々な生物が絶滅に追い込まれています。

    生物多様性損失の対策としては、CSRの観点から企業として、サプライチェーン全体を見直すことが大切です。

    どれだけ一企業がこの課題に取り組んでいても、仕入先や購入元が違法的に原材料を仕入れたものを使用してしまうと、自然破壊に加担したことになります。

    間接的にでも自然破壊に加担しないようにするために、第三者機関により環境に優しい材料であると認証したものを購入するといった、取り組みが重要となります。

    このような第三者機関が企業の製品の品質やサービスに関して、基準に適合しているか判断することを認証制度といいます。

    認証制度についてはコチラにまとめてありますので、ご参照ください。

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