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失敗しない初心者向け自作ミミズコンポストの勧め!

ミミズコンポスト
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    こんにちは!

    ここでは、

    ・ミミズコンポストを始めたいけど専用のミミズコンポストの設備は高額で手を出しづらい・・・

    ・ミミズコンポストを安く自作出来ないかな?

    ・とにかくミミズコンポストを簡単に自作したい!

    このように思っている人に向けて、私がこれまで犯してきたミミズコンポストの失敗例について説明し、これからミミズポンポストを始める人に同じような失敗を犯してしまうことが無いよう役に立つ情報を提供できればと思っております。

    タイトル通りですが、ミミズコンポストを始めるに当たって重要なのはミミズにとって、”快適”な空間を作ることです。

    これまでの失敗事例を紹介しながら、私みたいな初心者でも始められるコンポスト作りを具体的に説明していきます。

     ミミズコンポストに使われるミミズは生ゴミなど有機物を処理してくれるシマミミズと呼ばれる種類です。

    ですので、庭や畑などから捕まえたミミズは適切な種類でないかもしれませんのでご注意下さい。

    手っ取り早く入手する方法は釣具店で販売されている「ミミズちゃん熊太郎」を買うことになると思います。

     ネットでも購入出来るのでご参考ください。

    失敗事例① プランターコンポストからのミミズの脱走

    まず、気をつけたいことはミミズが逃げ出さないようにすることです。

    当ミミズは脱走の達人です。意外と動き回りますし、小さい隙間があれば簡単に逃げられます。

    ミミズコンポスト 失敗
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    当初、100均で購入した大きめのプランターでミミズコンポストを自作しました。

    金網や布でプランターの水切りを塞いだり、蓋をして密閉したりと様々な工夫をしましたが、ちょっとした隙間があったようで、プランターの水切りの穴からほとんどのミミズたちが逃げ出し、全滅させてしまいました。

    プランターや隙間のあるプラスチック容器、蓋の出来ないものを使ってのミミズコンポストの自作はお勧めできません。

    失敗事例② 麻袋の腐食

    次に、ミミズが逃げ出さないよう、麻袋でコンポストを作りました。

    ミミズコンポスト 失敗
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    麻袋は目は細かいですが、風通しがよく、水はけも良いと初めのうちは問題なかったのですが、日が経つと麻袋が劣化し破れてしまいました。

    麻袋は有機物なので2年近くかけてミミズや微生物達に完全分解されました。

    絶対に使用しないようにしましょう。

    改善例 自作ゴミ袋コンポスト

    これらの失敗からミミズが逃げ出さない且つ、劣化しにくい、安価な方法はないかとたどり着いたのが、「ゴミ袋」でした。

    ゴミ袋ミミズコンポストのメリットは、とにかく簡単に始められます。

    ゴミ袋にピートモス(土)と腐葉土を混ぜて終わりです。

    配合は私の場合はピートモス7,腐葉土3くらいで入れています。

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    腐葉土はミミズにとってエサになりますが、質が悪いと虫も一緒に入ってしまうので入れないほうが無難かもしれません

    ミミズコンポスト 失敗

    水を適量入れて、土が手で握っても形が崩れないくらいの湿り気になる状態にします。

    ミミズコンポスト 失敗

    ゴミ袋は水はけが悪いため、水の入れすぎには注意です。

    そして、その中に釣具屋で購入したミミズ(熊太郎)をいれ、3日程度慣らせます。

    その後、餌となる生ゴミやココヤシファイバーなどを投入して混ぜるを繰り返します。

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    ゴミ袋が破れないように気をつければ、ミミズが逃げ出す心配はありませんし、破れても取り替えがききます。

    今のところは3ヶ月程度使っていますが劣化はありません。

    デメリットを挙げると水はけが悪いことですが、逆を言うと放置していても土が湿った状態を維持することが可能です。

    ミミズは元気いっぱいに活動し、繁殖していることも確認できました。

    ただ、ゴミ袋内の環境が悪くなると、ミミズが逃げ出そうとゴミ袋の口に一斉に集まるということがありましたので、定期的な確認は必要です。

    失敗したくなければ無難な衣装ケースコンポスト

    いろいろな失敗、改善を経て結局衣装ケースを使用したコンポストに現在落ち着いています。

    ゴミ袋がプラスチックの箱に置き換わっただけですが、メリットがあります。

    それは、小さな空気穴さえ空けておけば、蓋はロックできるのでミミズが大量に逃げ出すということはありません。

    空気穴から逃げ出したミミズはいないと思います。

    また、蓋をロックしておけばコンポスト内部の水分が蒸発することがなく湿度も保たれるので、真夏でも水分補給をする必要はありませんでした。

    しかも、頑丈ですので、底にも穴を空けておけば水を入れすぎたときに、水を排出させることが出来ます。

    よって、まずはゴミ袋コンポストでミミズを環境に馴染ませてから、長期的に対応できる衣装ケースなどの大きく丈夫なものに切り替えるのがやりやすい方法かもしれません。

    ブルーシートで覆うことによって側面を遮光しています。

    ミミズは光を嫌うので、ストレスを与えないような工夫です。

    上面の遮光は中に段ボールで蓋を入れているので問題ありません。

    家庭からでる生ゴミを減らすことができ、良質な肥料を作ることができ、まずはゴミ袋一枚からはじめられるミミズコンポストを始めてみてはいかがでしょうか?

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