シマミミズに与えても良い餌についての記事です。
シマミミズに与えても良い餌
シマミミズは、生ゴミや野菜くずなどの有機物を分解して堆肥にするのに役立つ生物です。
ミミズコンポストを作る際には、シマミミズに生ゴミなら何でも良いというわけでなく、適切な餌を与える必要があります。
シマミミズに与えても良い餌には、次のようなものがあります。
生ゴミ：野菜くず、果物くず、パンくず、米ぬかなど
野菜：キャベツ、トマト、きゅうり、ニンジンなどの芯や皮といった非可食部。
根が残っていると生長するので切り刻むなどして下さい。
果物：リンゴ、バナナ、オレンジ、みかんなどの芯や皮といった非可食部。
ミミズは柔らかいものが好きなようで、すぐに集まって分解してくれます。
発芽すると困るので種なんかは入れないほうが良いでしょう。
穀物：米、小麦、豆など
紙類：新聞紙や段ボールなど(カラーインクには毒性がある可能性があるため、黒以外は入れない方がよい)
シマミミズに餌を与える際の注意点は、次のとおりです。
餌はシマミミズが食べ切れる量で、生ゴミや野菜くずなどは分解しやすいように細かく刻んでから与えましょう。
シマミミズに餌を与えることで、ミミズコンポストはより活発に分解活動を行うようになります。また、シマミミズは餌を食べることで成長し、繁殖します。
シマミミズに与えてはいけない餌
シマミミズやコンポストの環境の害にならないように、与えてはいけない餌には、次のようなものがあります。
肉や魚
有機物の為、当然分解することができますがミミズコンポスト内を腐敗させてしまうことがあります。
腐敗すると臭いが強くなるったり、コバエや虫が入ってくるリスクが高まります。
乳製品や油脂類は、シマミミズが分解できないことがあります。
塩分やアルコールは、シマミミズを殺してしまうことがあります。
これらの餌は、ミミズコンポストに与えないようにしましょう。
私は、野菜くずや段ボールをメインにコンポストに入れております。分解のキャパシティを超えるほど生ごみを入れたときは臭いがすることがありましたが、基本的にはそこまで臭いません。
さて、今回は実験として、ミミズコンポストには推奨されていない、食べ残しのついた鶏の骨付き肉を入れてみて観察してみます。
鶏肉をミミズコンポストにいれて1週間放置していました。
すると、、、
ミミズたちがかなり集まっていたところを見ると、肉はお好きなようです。
写真を撮るためにミミズはどかしましたが、骨の周りについていた食べ残しの軟骨みたいな部分がキレイになくなっていました。
よって、肉系でも腐敗するほど、大量に入れなければ十分、分解は可能であることがわかりました。
まあ、骨はずっと残り続けると思いますが・・・
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