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CSR検定対策~GRIスタンダード編~

CSR検定
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    こんにちは。

    今回はGRIスタンダードについてみていきます。

    まず、GRIはGlobal Reporting Initiativeの略で、サステナビリティ報告書のガイドラインを制定している国際的な非営利団体です。

    すなわち、GRIスタンダードとは、GRIという団体が作成した、サステナビリティ報告(非財務報告)に関するガイドラインです。

    GRIスタンダードの構成

    GRIスタンダードは下図のように、3つの共通スタンダードである、GRI101「基礎」、GRI102「一般開示事項」、GRI103「マネジメント手法」と、33の項目別スタンダードである、GRI200番台「経済」6ファイル、GRI300番台「環境」8つのファイル、GRI400番台「社会」19ファイルから構成されています。

    共通スタンダードはサステナビリティ報告書を作成する上で全ての組織に適用されます。

    企業はそれぞれのマテリアリティに基づいて、これらの項目別スタンダードから必要なものを選び活用することができます。

    GRIスタンダードは企業の経済・環境・社会面の「トリプルボトムライン」が骨格になっていることがわかりますね。

    GRIスタンダードは世界で最も広く採用されている報告書であり、グローバル企業のサステナビリティ情報開示の標準になると言われております。

    ただし、第三者認証が必要なものではありません。

    GRIは当初、「網羅性」を重視する方針でしたが2013年版(G4)では、「マテリアリティ原則」を重視する方向性に変更しております。

    2021年1月現在では、GRIスタンダードの改定案が公開されています。

    変更される項目があると思いますので、新しい情報はコチラを参照してください。

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