CSR検定対策~フェアトレード編~

CSR検定

こんにちは。

今回はフェアトレードについてです。

フェアトレード(Fairtrade)とは、直訳すると、公平な貿易です。

1997年国際フェアトレードラベル機構が設立され、「国際フェアトレード基準」が定められました。

その内容は、「経済的基準」「社会的基準」「環境的基準」といった3基準が全ての項目に盛り込まれているのが特徴です。

経済的基準とは、フェアトレード最低価格の保証や、プレミアムの支払いなど。

社会的基準とは、児童労働・強制労働の禁止など。

環境的基準とは、農薬・薬品の使用削減と適正使用などが該当します。

また、2001年に国際的なフェアトレード連合隊によるフェアトレードの定義としては、次のように規定されております。

フェアトレードとはより公正な国際貿易の実現を目指す、対話・透明性・経緯の精神に根ざした貿易パートナーシップのことを言う。フェアトレードは、とりわけ南の疎外された生産者や労働者の人々の権利を保障し、彼らにより交易条件を提供することによって持続的な発展に寄与するものである。

https://ftsnkanto.org/fair-trade

すなわち、開発途上国の弱い立場にある生産者や労働者の人権を守り、適正な価格で取り引きすることで、生産者らの生活水準を向上させることを目的としております。

これまで、開発途上国の生産者を苦しめてきたのが、農産物価格の下落でしたが、フェアトレード最低価格の保証や、品物とは別に生産者組合が組織の開発などに使用できる「プレミアム」の支払いを通して、生産者をサポートしております。

国際フェアトレードの認証対象産品としては、コーヒーやカカオなどのイメージが強いと思いますが、食品や一次産品に関わらず、ドライフルーツやスポーツボールも含まれます。

私たち消費者ができることとしては、お買い物のときにはフェアトレード認証ラベルのついた商品を選ぶことで、現地の生産者たちの生活を支援することに繋がります。

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