こんにちは。
ここでは気候変動対策編ということで、気候変動枠組条約締約国会議(COP)の流れを押さえつつ、京都議定書の後継となる「パリ協定」についてまとめました。
「気候変動枠組条約」に基づいて具体的なルールを決めた「京都議定書」から、パリ協定までの大まかな流れはこのようになっております。
パリ協定の前身となる京都議定書からの地球温暖化についての国際的な取組みについては、コチラにまとめていますのでご覧ください。
続いて、2015年に採択されました、第21回締約国会議(COP21)の「パリ協定」についてまとめました。
パリ協定とは温室効果ガスを地球規模で削減するために掲げられた長期計画で、法的拘束力をもっています。
京都議定書とは異なり、全ての国に対してGHG排出量削減目標を作る国内対策が義務付けられました。
パリ協定において、日本は2030年までに温室効果ガスを、2013年比で26%削減するという目標を立てましたが、現在は46%削減へと大きく目標を積み増しております。
パリ協定の概要は以下のようになっています。
・世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする
・できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる。
・ 温室効果ガスの削減目標は各国自ら設定しますが、その目標は5年ごとに更新され、国際的に評価されます。これをプレッジ&レビュー方式と言います。
京都議定書や、パリ協定などの温室効果ガス関連はeco検定とCSR検定ともに、範囲となりますので、押さえておきましょう!
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