こんにちは。
ここでは、海洋プラスチック問題対策編ということで、プラスチックごみが海洋汚染や生態系、私たちの健康に及ぼす影響について解説します。
まずは、環境中に発生してしまうマイクロプラスチックに関して、こちらに詳しく説明しております。
マイクロプラスチックとは5mm以下の小さなプラスチックのこと意味します。
マイクロプラスチックは発生の仕方によって2種類に分けられます。下図参照
また、SDGsの目標14に「海の豊かさを守ろう」の項目があります。
海洋環境を守るためのターゲットについてこちらにクイズ形式でまとめておりますので、ご参考下さい。
それでは、本題に入ります。
CSR検定でも、海洋プラスチック問題が取り上げられております。
企業においても、脱プラやプラスチックリサイクル運動などが進んでおります。
なぜ、プラスチックが問題になっているのでしょうか?
プラスチックゴミの問題として深刻なのは、プラスチック中に含まれる添加剤です。
プラスチック製品を生産する際に成形性を改良するためや、性能をアップさせるために様々な添加剤が用いられます。
さらには、プラスチックには海に漂う微量なDDTやPCBといった有害化学物質を吸着することが知られております。
DDTとは強力な殺虫剤の一種で、PCBは電機機器に使用されており、人の健康・環境への有害性が確認されています。
有害な化学物質を吸着したマイクロプラスチックを魚が摂取し、その魚を私たちが食べることにより、私たちの体内に有害な物質が入るということが懸念されます。
世界各国でも使い捨てプラスチックの規制が進んでおります。
日本でも2020年7月にプラスチックレジ袋が有料化されましたが、プラスチックごみを環境中に排出しないことが最重要であるといえます。
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