こんにちは。
今回は、気象・気温編ということで、eco検定で問われる気象現象と、よく耳にするけれども間違いやすい気温に関する気象庁の予報用語をまとめました。
エルニーニョ現象・ラニーニャ現象
エルニーニョ現象とラニーニャ現象とは、海水面の温度が変化することにより、世界規模の気候パターンに影響を及ぼす現象です。
これには降水量の変化、温度変化、そして極端な気象現象が引き起こされます。
それでは、それぞれの現象がどのように生じるか図を見て理解を深めましょう。
日本において、エルニーニョ現象は「冷夏・暖冬」、ラニーニャ現象は「猛暑・厳冬」の原因と考えられております。
エルニーニョ現象・ラニーニャ現象について詳しく知りたい方はコチラ!
エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、全世界的な規模で影響を及ぼす環境問題です。
これを「地球環境問題」といい、これらの問題は国境を超え、地球規模の生態系や気候に影響を与えます。
「地球環境問題」の具体例としてはその他にも、地球温暖化、オゾン層の破壊、海洋酸性化、生物多様性の喪失、酸性雨などが含まれます。
一方、特定の地域や地方に特有の環境問題のことを「地域環境問題」といいます。これらは通常、その地域内での人間の活動や自然条件によって引き起こされ、影響もその地域に限定されます。
例えば、ヒートアイランド現象や、都市部の大気汚染、地域的な森林破壊、特定の河川や湖の汚染などです。
気温に関する気象庁の予報用語
天気予報を見ているとよく耳にする言葉ですが、その定義を押さえていきましょう。
最高気温が35℃以上の日を猛暑日
最高気温が30℃以上の日を真夏日
最高気温が25℃以上の日を夏日
最高気温が0℃未満の日を真冬日
最低気温が0℃未満の日を冬日といいます。
また、夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜のことをいいます。
この気温については気象庁のサイトから引用しております。
〇理解度チェック問題
次の文章で内容が正しいものには〇、誤っているものには×を回答してください。
問題① エルニーニョ現象とは海水温が通常より高くなる現象で、日本では猛暑・暖冬の原因となる。
回答はここをクリック
× エルニーニョ現象は「冷夏・暖冬」の原因と考えられている。
問題② 真夏日とは最高気温が30℃以上になる時をいう。
回答はここをクリック
〇。
コメント