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CSR検定対策~気候関連財務情報開示タスクフォース編~

CSR検定
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    こんにちは。

    今回は気候関連財務情報開示タスクフォース(The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」(以下「TCFD」))についてです。

    TCFDは金融システムの安定化を図る国際的組織である「金融安定理事会(FSB)」がG20からの要請を受けて設置されました。

    環境省の資料によると、TCFDの目的はこのように記述されています。

    投資家に適切な投資判断を促すための一貫性、比較可能性、信頼性、明確性をもつ、効率的な気候関連財務情報開示を企業へ促すことを目的とする

    http://www.env.go.jp/press/02_TCFDgaiyousiryou.pdf

    そして、TCFDは企業等に対し、気候変動関連リスク及び、チャンスに関する財務情報開示基準をまとめ、公表しました。

    開示が推奨されている項目は、ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標の4つあります。

    2021年に改訂されたコーポレートガバナンスコードにおいてもTCFDの要請に沿った開示が求められております。

    TCFD提言に基づいて、気候変動が事業に与えるリスク・機会を分析して経営戦略・リスクマネジメントに反映するとともに、適切な情報開示を促し、企業はTCFDに賛同することにより、ステークホルダーに気候変動対策を実施していることをアピールできます。

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