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eco検定1スライド解説〜持続可能な開発のための教育(ESD)編~

eco検定対策
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    こんにちは。

    今回は、持続可能な開発のための教育(ESD)編ということで、eco検定で問われる持続可能な開発のための教育(ESD)を中心にまとめました。

    ESDは、環境、社会、経済の持続可能性に関する教育です。

    持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、必要な知識やスキル、価値観、行動を育成することを目的としております。

    ESDの実施を評価し、その効果を分析するため、2005年から2014年までの10年間、ESDの理念の普及と推進を目的としてDESDが取り組まれました。

    DESDの後継として、2015年から開始されたGAPは、教育と学習の全段階でESDを更に促進し、持続可能な開発に向けた行動を強化しています。

    持続可能な開発のための教育(ESD)

    ESDの目標は、すべての人が質の高い教育の恩恵を享受し、また、持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれ、環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるような行動の変革をもたらすことであり、その結果として持続可能な社会への変革を実現することです。

    https://www.mext.go.jp/unesco/004/detail/1359220.htm

    この教育は、持続可能な社会の創り手を育むことを目標としており、学校教育においてもその位置付けが強化されています。教育活動には、批判的思考、未来予測、コミュニケーション、協力などの能力や態度の育成が含まれます。

    グローバル・アクション・プログラム(GAP)

    国連の「持続可能な開発のための教育の10年」プログラムの後継として2015年から2019年にかけて実施されました。

    グローバル・アクション・プログラムの全体的な目標(ゴール)は、持続可能な開発に向けた進展を加速するために、教育及び学習の全てのレベルと分野で行動を起こし拡大していくことである。このゴールは、さらに、教育セクターに直接関係する目的と、セクターを越えた目的の二つの下位目的がある。

    https://www.mext.go.jp/unesco/004/1345280.htm

    このプログラムは、持続可能な開発のための教育(ESD for 2030)の国際的な実施枠組みの一部として、ユネスコ加盟国が執るべき行動を提示するロードマップとして機能しました。

    GAPは、ESDの推進と実践を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献することを目的としています。

    持続可能な開発のための教育:SDGs実現に向けて(ESD for 2030)

    ESDの国際的な実施枠組みであり、2020年から2030年までの期間にわたる国連のプログラムです。

    この枠組みは、「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」および「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の後継として位置づけられています。

    我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関する実施計画(第2期 ESD 国内実施計画)において、ESD for 2030の特徴として下記、3点が挙げられています。

    ①SDGs の 17 全ての目標実現に向けた教育の役割を強調

    ②持続可能な開発に向けた大きな変革(社会及び個人の変革)への重点化

    ③ユネスコ加盟国によるリーダーシップへの重点化

    また、日本における持続可能な開発のための教育(ESD)活動を支える重要な組織として、ESD活動支援センターがあります。

    このセンターは、文部科学省と環境省によって開設された全国的なハブとして機能しており、持続可能な社会の実現に向けたESDの推進に取り組んでいます。

    〇理解度チェック問題

    次の文章で内容が正しいものには〇、誤っているものには×を回答してください。

    問題① 2020年から2030年の10年を「持続可能な開発のための教育の10年」とすることが国連で採択された。

    回答はここをクリック

    × 持続可能な開発のための教育:SDGs実現に向けて(ESD for 2030のことで、ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の後継として位置づけられている

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